Commons betwixtを使ってみる。

実装方針は決まったので、さてどのようにしてXMLを作れば良いか・・・最近ではいろいろ便利なライブラリが存在しますが、今回はJakarta Commons betwixtを使用します。

http://jakarta.apache.org/commons/betwixt/

betwixitはJavaBeansをXMLシリアライズするライブラリです。
Cayenneが作ってくれるMessageオブジェクトは、getter、setterを備えてるJavaBeansと見る事が出来ますね。ですからMessageオブジェクトをそのままbetwixtに通せば、めでたくXMLが出来上がる事になります。


betwixtの良い所は、使い方がシンプルな所です。あまりにシンプルなので、調べる事を怠ってしまいます(笑)。特に、DTDXML Schemaが必要ないと言う特徴があり、手軽にXMLを作りたい時に重宝します。だからといって、出てくるXMLファイルが冗長になるかと言うとそうでもなくて、XML構造を.betwixtファイルを用意する事でカスタマイズする事が出来ます。ただ、ドキュメントがあまり無くて、見よう見まねで作るしかないというのが辛いところであります・・・